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    まなみです。
    お久しぶりですww
    漢検受けたり、ちょっと勉強したりしてました。
    大学の学科に配る新聞の読書案内を書くために、吉本ばななさんの『キッチン』を読みました。二回目ですけどね(^^)
    やっぱりなんかいいなぁ~ってことで、新聞に載せる予定の文章をここに載せます♪


    『キッチン』吉本ばなな
    http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=me_amb_97167169_1/376-5772839-2093150?a=410135913X&aid=aw_srgw&apid=97167169&arc=1201&arid=1GDE2D53QAF5GCQXD5G6&asn=center-7


     私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。この一文から物語は始まる。吉本ばななのデビュー作、『キッチン』である。
     主人公のみかげは唯一の肉親であった祖母を亡くし、住んでいた家も空け渡さなくてはならず、途方に暮れていた。そこへ祖母の知人である雄一が現れ、みかげを家に誘う。雄一の父であり母であるえり子さん、優しい青年の雄一、そしてみかげ。この三人での生活が始まる。
     劇的なことは起きない。みかげは天涯孤独な身の上で、えり子さんが今まで歩んできた道がどんなに普通でなくとも、だ。ゆったりした速度で物語は進む。しかし、この物語に登場する人たちは、日常を一生懸命に生きている。当たり前だが、この世界の誰もが経験していることだ。
     この作品の魅力は独特な語り口にもある。派手な言葉ではない、日常で使う言葉が並べられている。それなのに、なぜだか言葉が光るのだ。物語を語る上でいろいろな媒体があるが、文字の羅列である本だからこそ、味わえる感覚である。
     特別なことはなにもない。だけど、唯一無二の物語。この『キッチン』の登場人物に、自分と同じなにかを感じるはず。ぜひ、ご一読を!
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