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    自分のブログからの再掲。
    やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)
    (2011/11/18)
    渡 航

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       私はこ二ヶ月をそれなりに気に入っているのよ。

    「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」3巻が発売されています。タイトル長いので「はまち」とか「俺ガイル」とかって覚えるといいらしいです。
    今回は通常版と、ドラマCD付きの特装版の二種類で発売。先に言っておくとドラマCDかなり出来いいのでファンは買うべき。キャラソンも付きで、ボリュームもすごいです。
    当然自分も特装版を購入。こういう展開が起こるというのは、期待されていそうですね。
    そんな感じでガガガちゃんの稼ぎ頭に成長しつつある「俺ガイル」第3巻感想ー。

    青春とは嘘であり、悪である。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
    優しい女の子は嫌いだ。 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』2巻



    2巻のラスト、しんどかったですねー・・・。しかしこれだからこの作品やめられない。
    甘いだけじゃないというところを見せつけましたが、そんなこんなで微妙にこじれてしまった八幡と結衣をどう修復するかというのが今回のメインテーマ。
    ちょうど結衣の誕生日が近いということでこれに合わせてアクションを起こそうとする奉仕部ですが、孤高をきどって友達付き合いが極端に苦手な彼らにうまくできるのか・・・?

    ●しかし今回、主役は由比ヶ浜結衣とおもいきや雪乃なんですよね。
    1巻のころは取り付く島もないといった感じの、ツンっていうかむしろ単純に主人公に興味だけなんじゃないだろうかこの娘はと思ったくらいのヒロインだったのですが、2巻3巻と来てだんだんと主人公との距離を縮めてきていますね。
    結衣へのプレゼントを選ぶ時、エプロン姿を八幡にほめられて照れてしまうところとか。
    どうしたんだ雪乃ー!そんな、そんなチョロいヒロインだったかお前はー!
    とうろたえましたが、作中でも触れられていたとおり、ラブいフラグは立っていなさそう?
    照れていたのは、気になる男の子に嬉しいことを言ってもらえたから、というよりは友達にそう言ってもらえたという喜びという意味が強いんじゃないかなと。
    友達同士の付き合いに慣れていない雪乃だからこその赤面ではないでしょうか。
    そう、雪乃に照れに「こいつ、もしや惚れてるんじゃないか」と勘違いしてしまうのは我々読者の悲しいサガ・・・!雪乃の、いやワタリンの手のひらの上で踊らされているんじゃないだろうか!あいさつしてもらえたからって勘違いしちゃうモテない中学生みたいな過ちを繰り返すのはやめるんだー!それは俺だー!

    雪乃が本当に八幡に恋愛感情を抱いてるのかもしれませんが、2巻までの流れを考えるとやや流れが急すぎないかなと思うのです。ここはやはり、「友達」として意識しだした、が正解?
    恋愛じゃなくても、彼らにとってその変化は非常に大きく大切なものです。
    個人的にこの作品に求めるのはハーレムではなく、友達がいない同士がちゃんと真正面から友達になっていく様子なのでムリに解釈してしまってる部分はあるかもしれません。
    ともあれ、4巻では気になる雪乃のバックボーンについて触れられそうで、今から楽しみ。
    あと蛇足ですけどツインテ雪乃がかわいすぎる。



    ●また、結衣とのストーリーも見逃せません。
    八幡と結衣は、とある事故の被害者同士で、実はつながりがあったことが明かされています。
    結衣は未だに申し訳なさを覚えているようで、そのことに八幡は違和感を感じだと。
    八幡自分に友達ができるはずもないって思っているから、由比ヶ浜が自分に親しくしてくれているのは単なる「同情」だからと捉えている。だってそうじゃなきゃ理解できない。彼は、友達になるということに理由を求めてしまう。そこが彼に友達がいない原因だろうなぁ。
    本当に青春を尊く思うから、薄っぺらいニセモノの青春ごっこがイヤで仕方ない。
    「青春潔癖症」とも言えるかもしれない彼は、たしかにむちゃくちゃ面倒くさい男ですが、だからこそ自分は大好きで。安っぽい青春に毒を吐き憎み続ける彼の姿勢は、ある種のカッコよさと潔さがあります。猜疑心まみれの理想家。
    しかしそんな彼が、ちゃんと1つの答えと居場所を見つけたのがこの3巻。
    気持ちいい興奮と、ラブコメとしてのニヤニヤが同居する、なかなかいいラストだったのでは。

    結衣ってなかなか珍しいポジションですよね。
    スクールカーストとしては八幡となんか付き合いがあるはずもない人物なのに。そこが彼女の不安定さで面白いキャラである理由なのですが、いずれこの不安定さが不和を運んできそうで怖くもあり。空気を読みすぎて不幸になりがちだというのは彼女の特徴。
    あと、3巻は結衣と雪乃の友情が順調に育まれていることも強調されていて、とってもほっこりしてしまいました。雪乃に飛びついてじゃれつく結衣にほっぺた落ちる・・・。

    ●そんな「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」3巻でした。
    メインとなる3人の関係が深まったことが印象的でしたね。
    特に雪乃!心開きまくり新しい彼女の一面も見れました。
    今回ヒロインに限って話を進めましたが、脱衣トランプらへんの材木座の叫びもアツかったですね!材木座はリアルにいそうなキャラでちょっと勘弁して欲しいくらいにイタい(見に覚えある言動がちらほら)のですが、好きなものを好きだと叫ぶ勇気は、とても大切。
    ラブコメではありますが、根っこはなんだかちょっと違う気がする作品ですねえ。
    4巻も楽しみに待ちたいと思います。人間関係の難しさと楽しさが味わえる。



    、ここからドラマCDのお話。
    このドラマCDがやたら出来がよくてビックリ。キャストもいいですしね。
    値段を考えても、相当オトクな特装版だと思います。箱も丈夫です。

    キャストは自分は不満もなく、かなり合っていると思います。さすがは作者も太鼓判のキャスト陣。八幡役の江口拓也さんは、彼のひねくれた感じがうまく出ててバッチリ。主人公が重要な作品なので、主人公の声があっていないと台無しの可能性もありましたが、これはかなり嬉しい。モノローグが多いですからね。
    でも一番面白かったのは材木座役の檜山修之さんかなぁw
    「ディバイディングドライバァァァー!」って叫ばせたいがためのキャスティングとしか思えませんが、他の所でも全体的にマッチしてて○。材木座のウザいテンションがすごくよく伝わって来ました。八幡と材木座のコンビはかなりお気に入り。檜山さんのこういう声ってこういうオタク男子と合うんだよなぁ。
    小町役の悠木碧もよかった。かわいいのにどこか小憎たらしい感じ。

    また、雪乃(早見沙織)と結衣(東山奈央)のデュエット・キャラソンもアリ。
    サウンドはユーロビートサウンドでテンションの高い一曲。
    クールな雪乃がノリノリで歌ってる様子が思い浮かんで笑ってしまうw
    雪乃は平常時もっとトーンの低い声だと想像していましたが、案外愛嬌のある風でしたね。
    結衣もバカっぽさが出てて満足。結衣はバカですからね。すぐいじけるし。かわいいな!

    3巻が面白かったのは、このドラマCDの満足度の高さもかなり影響あるかと。
    作品のファンならこのドラマCDを聞かないなんてもったいない!
    シナリオそのものは文庫の方にボーナストラックとして収録されているのも親切。
    無くならない内に買っておくことをお勧めしたい一品。



    ここから完全に余談。
    はがないこと「僕は友達が少ない」と同列に語られることが多い作品。
    まぁ1巻のときオビに平坂先生が推奨コメント書いてましたし、「友達がいない」「残念」「部活」と共通点を探せばかなりあるんですけど、はがないと俺ガイルってかなり違うと思うんですよ。
    はがないがリア充を目指すための作品。
    俺ガイルがリア充をバカにする作品。
    どちらが良いというわけではなく、スタンスが違う。読んでる時の居心地が違う。
    まぁどっちにしたって「友達が少ないだとかぼっちだとかって自虐ってるのに友達と超仲よさげじゃないですかー!」ということは言えますが、俺ガイルは根本的に、なんだろう、もっと性格が悪そうというか、カッコつけていうとシニカル。
    はがないがギャグとかである種の幼稚さを出しているに対して、この作品はもっと大人びた理由をつけて孤高を『気取ってる』作品だなと感じるのです。どっちにしたって残念だな。
    でもこういう、卑屈な構えで青春を描く作品がたくさんあるのは面白いですね。
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